2019年に登場したポルシェのEVサルーン『タイカン』が、初の大幅改良を迎える。プロトタイプ車両の姿を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
プロトタイプは一見あまり変化がないようだが、これはポルシェお得意の巧妙なカモフラージュだ。よく見ればヘッドライトはわずかに拡大され、内部グラフィックが新設計されている。
さらに下を見ると、エアカーテンが縦基調から円形になっている。ただしこれは偽装の可能性もありそうだ。またリアエンドでは、縦方向の通気孔のようなものが追加された新設計のバンパーを装備、刷新されるグラフィックを備えるLEDテールライトと統合される。他はルーフスポイラーやバンパーが新デザインに刷新されることが予想される。
内部では、湾曲した16.8インチのデジタルインストルメントクラスター、10.9インチのインフォテインメントシステム、8.4インチの「コマンド」ディスプレイ、および助手席用のオプションのディスプレイなどのレイアウトは継承されると予想されるが、ソフトウェアのアップデートはあるだろう。
パワートレインに手を加えられるかは現段階では不明だ。現在は最高出力408psのエントリーモデルに始まり、529psの「タイカンS」、598psの「タイカンGTS」、679psの「タイカンターボ」、760psの「タイカンターボS」を取り揃える。Spyder7は、ターボSの上位に位置する新フラッグシップモデル「GT」の存在をスクープしており、ラインアップの拡大は期待できそうだ。
よく見るとヘッドライトが違う? ポルシェ『タイカン』初の大幅改良へ
2022年11月10日(木) 08時00分
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