アウディ A6 アバント e-tron コンセプト《photo by Audi》

アウディは3月17日、『A6アバントe-tronコンセプト』(Audi A6 Avant e-tron concept)を欧州で発表した。2021年春の上海モーターショー2021で初公開された『A6 e-tronコンセプト』のワゴン版になる。

緩やかなスロープを描くリアサイドウィンドウのデザインと傾斜したDピラーは、アウディのアバントの典型的な特長だ。Dピラーは、ショルダーラインから上方へと立ち上がり、流れるようなラインを描きながらリアエンドへとつながっている。「クワトロブリスター」は、ボディの幅広さを強調すると同時に、ボディサイドに有機的な曲面を形成しているという。

前後のホイールアーチは、彫刻的な造形のロッカーパネルで接続されている。ブラックのインレイが特徴的なこのロッカーパネルは、この位置にバッテリーが搭載されていることを示し、アウディブランドのEVを象徴するデザイン要素となっている。アッパーリアエンドは、空気の流れを切り裂くようなデザインが採用された。カラートリムを備えたリアスポイラーは、水平基調のシルエットを視覚的に強調している。さらに、このスポイラーは、エアロダイナミクスを改善するために重要な役割を担っている。

下部セクションでは、大型リアディフューザーのエアアウトレットが、バンパーエリアと統合されている。カラートリムを採用したこれらのコンポーネントは、風の流れを整えながら、エアフローを車両の下へと導く。これらの組み合わせにより、空気抵抗が低減し、リフトが最小化されるという。

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