スズキの英国部門は3月11日、『ビターラ』(Suzuki Vitara、日本名:『エスクード』に相当)のフルハイブリッドモデルを発売した。スズキにとって、欧州での電動化を加速させるモデルになる。
ビターラのフルハイブリッドモデルには、「K15C」型1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は115ps/6000rpm、最大トルクは14.1kgm/4400rpmを発生する。モーターとジェネレーターを一体設計したベルト駆動式の「MGU」のモーターは、最大出力33ps、最大トルク6.1kgmを引き出す。
バッテリーは140Vのリチウムイオンを搭載する。トランスミッションは6速「AGS(オート・ギア・シフト)」。モーターのみで走行できるEVモードの効果もあって、駆動方式が2WDの場合、複合モード燃費18.5km/リットル、市街地低速走行燃費21.3km/リットル、CO2排出量121g/km(いずれもWLTPサイクル)の環境性能を実現している。
スズキが欧州で電動化を加速、『ビターラ』にハイブリッド[詳細写真]
2022年03月16日(水) 19時00分
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