ヒョンデは、電気自動車(EV)『アイオニック5』を引っさげて12年ぶりに日本の乗用車市場へ再参入した。
アイオニック5は、ジョルジェット・ジウジアーロによる1974年型ポニーコンセプトをオマージュ。ヒョンデの過去と現在、そして未来を繋ぐ「Timeless value、時間を超えた価値」というコンセプトから生まれた。エクステリアは独創的なデザインキー「パラメトリックピクセル」を取り入れ先進的なイメージとなっている。
スライドコンソール、リラクゼーションコンフォートシート、全座席シートメモリーシステム等を採用。また、ウィンカーレバーの右側への配置など日本マーケットに適したローカライズが施されている。
EVパワートレーンの最高出力は170ps、最大トルク350Nm。EV専用に開発したプラットフォーム「E-GMP」を採用し、ボディサイズは全長4635×全幅1890×全高1645mmとなっている。コンパクトながらホイールベースは3000mmとし、ゆとりのある室内空間を実現した。タイヤサイズは235/55R19だ。
グレードは「アイオニック5」「アイオニック5 Voyage」「アイオニック5 Lounge」「アイオニック5 Lounge AWD」の4モデルを揃える。72.6kWhの大容量バッテリーが搭載されている「Voyageモデル」と「Loungeモデル」は、1充電あたりの航続距離618km(WLTCモード)を実現(AWDモデルは72.6kWh大容量バッテリー搭載だが、WLTCモードで577km)。
また、車両の電源を電気製品に供給するV2L、自宅に電力を供給するV2Hを搭載。急速充電システム「CHAdeMO 」を採用し、90kW級の充電器を使用の場合、約32分で10%から80%まで充電が可能だ。
さらに「Hyundai SmartSense」をはじめ、先進のADAS (Advanced Driver Assistance System) 機能を搭載した。
価格は、「アイオニック5」が479万円、「アイオニック5 Voyage」が519万円、「アイオニック5 Lounge」が549万円、「アイオニック5 Lounge AWD」が589万円となっている。
ジウジアーロの「ポニー」オマージュ、ヒョンデ日本再参入の旗手『アイオニック5』[詳細画像]
2022年03月05日(土) 20時00分
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