フロット・モビール・シュピーレン(ジャパンキャンピングカーショー2022)《写真撮影 高木啓》

長野県の志賀高原に近い高山村に本拠を置くフロット・モビールは、ジャパンキャンピングカーショー2022に『シュピーレン』シリーズを持ってきた。トヨタ『タウンエース』をベースにしたバンコンで、軽自動車では小さいが『ハイエース』では大きすぎる、という向きに。

シュピーレンのサイズは全長4045mm、全幅1665mmで、これはトヨタ『アクア』の全長4050mm、全幅1695mmよりも小さい。全高も1980mmとなっており、日常の取り回しが簡単なコンパクトボディだ。小さなサイズでは軽キャンパーが人気だが、高速走行、長距離走行はどうしても辛くなる。ジャパンキャンピングカーショー2022にはフロット・モビールのほか、フィールドライフやエートゥゼットなどがタウンエース(トヨタ『ライトエース』、ダイハツ『グランマックス』)ベースのバンコンを出展しており、第3のカテゴリーになるかもしれない。

フロット・モビールは車内造作の折り畳み・展開も簡単で、「ちょっとお茶をしに」(説明担当者)といった、アウトドアユースでも気軽な使い方ができるように考慮されている。

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