
アジア最大級のキャンピングカーイベント「ジャパンキャンピングカーショー2025」が、1月31日〜2月3日に、千葉市の幕張メッセで開催される。全国から最新・人気モデルのキャンピングカーが423台集結し、初披露の車両も多数登場している。
2025年のテーマは「キャンピングカーで人生に彩を。GO RVing」。移動手段としてのクルマではなく、新しいレジャーの形、災害時の住居、テレワークが出来るオフィスなどキャンピングカーには様々な可能性があることから、このテーマとなった。
幕張メッセには人気・最新のキャンピングカーが展示される。手ごろに車中泊ができ、日常使いと兼用できる人気の“軽キャン”=軽自動車ベースのキャンピングカーや、フィアットのバン、『デュカト』をベースにしたキャンピングカーが増えた。
今市場で一番売れているキャンピングカーが“バンコン”=バン・コンバージョンすなわちバン改造タイプのキャンピングカーだ。2023年の国産新車キャンピングカー販売台数1万2361台のうち、6743台がバンコンだった。このカテゴリーでは初心者でも運転しやすいコンパクトタイプ(道路交通法でいう小型車)が続々とデビューしている。
トラックなどのシャシーにキャビンを架装した“キャブコン”もダウンサイズの傾向にあるようだ。いっぽう2000万円を超える豪華な内装の“バスコン”、“フルコン”の姿も会場では見られる。ジャパンキャンピングカーショーで初披露のキャンピングカーも少なくない。
国内キャンピングカー販売総額は2023年に1054億5000万円で数年来の増加傾向、国内キャンピングカー保有台数は2023年に15万5000台となり、統計のある2005年から3倍になっている。
2025年は、ジャパンキャンピングカーショー史上最多の出展社数183社と423台のキャンピングカーが展示される(事前登録集計、2024年:171社、392台)。会場は前回の5ホールからの6ホールに拡大し、こちらもジャパンキャンピングカーショー史上最大規模だ。
ジャパンキャンピングカーショー2025は中学生以下入場料無料で、ステージイベントや子どもでも参加できるな体験コーナーなど、家族みんなで楽しめるコンテンツが用意されている。主催はジャパンキャンピングカーショー2025実行委員会。































