
スズキは2月3日、『ソリオ』など5車種42万台について、アイドリングストップ後に再始動できないおそれがあるとして、国土交通省に再び改善対策を届け出た。
対象となるのはスズキ『ソリオ』『スイフト』『イグニス』『クロスビー』、三菱『デリカ D:2』の5車種で、2015年7月29日〜2021年12月10日に製造された42万9431台。
対象車両は、エンジンコントローラの制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップ後のISG(モーター機能付発電機)による再始動ができなかった場合、スタータモータでのエンジン再始動に切替える保護機能が働かず、自動でエンジンを再始動できないおそれがある。
スズキは2021年10月7日、改善対策を届け出て、全車両、エンジンコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書き換える改善措置を行ったが、対策プログラムが不適切であったことが判明。対象範囲を拡大して再度改善対策を実施する。
不具合は9件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発覚した。


