ジェイテクトは10月26日、2022年1月2〜14日にサウジアラビアで開催されるダカール・ラリー2022に参戦する「日野チームスガワラ」の参戦車両に高耐熱リチウムイオンキャパシタが採用されたと発表した。
日野チームスガワラは2022年大会で初めてレース用ハイブリッドシステムを搭載した車両で参戦する。今回、ハイブリッドシステム向けにジェイテクトのリウムイオンキャパシタが採用された。
参戦車両向けリチウムイオンキャパシタは高出力でエンジンパワーをアシストする。悪路の振動衝撃に対応したモジュール構造とした。
ジェイテクトのリチウムイオンキャパシタは独自技術によってキャパシタの動作温度範囲がマイナス40〜85度を実現しており、電圧制御することで100度まで対応する。耐熱性が高く、高負荷連続使用時の自己発熱に伴う劣化を大幅に抑制する。リチウムイオン電池と異なり、正極に活性炭を用いることで発火を抑制する。
日野はHVでダカールラリー参戦、高耐熱リチウムイオンキャパシタを採用
2021年10月30日(土) 09時00分
関連ニュース
- 日本の物流の主役のひとつ「トラック」について“すべて”知る…車両構造、生産、ターミナルなど (01月06日 07時30分)
- キャンピングカー比較ナビ・オブ・ザ・イヤー2024はCAR FACTORY TARBOW『バグトラック パネルバン』に (12月28日 11時30分)
- ジェイテクトが描く持続可能な未来、2030年のビジョン発表…統合報告書を発行 (12月26日 10時00分)
- UDトラックス『クオン』、一部MT車をいすゞ製に変更…2025年春発売へ (12月23日 16時15分)
- [15秒でニュース]ラムが初のBEVトラックの発売を延期…PHEVを優先展開 (12月21日 20時00分)