トヨタ自動車の米国部門は9月30日、マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング(MTM)が生産を開始した、と発表した。
マツダとトヨタは2018年春、米国アラバマ州ハンツビル市に合弁新会社、「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング」を設立した。マツダとトヨタは、新工場の建設を折半出資で行い、最大で約4000名の従業員を新たに雇用する計画だ。
マツダ・トヨタ・マニュファクチャリングが9月30日、生産を開始した。最初にラインオフしたのは、米国向けの『カローラクロス』だ。同工場では、マツダとトヨタ向けの各生産ラインで、マツダが北米市場に新導入するクロスオーバー車と、トヨタはカローラクロスを、年間15万台ずつ生産する予定だ。
マツダ・トヨタ・マニュファクチャリングは、カローラクロスを生産する北米で唯一の拠点に。米国向けのカローラクロスは、日本仕様とフロントマスクなどが異なる。
なお、トヨタ自動車の米国部門は、まだ発表されていないマツダ車の生産に備えて、マツダ・トヨタ・マニュファクチャリングは引き続き雇用を行う、としている。
トヨタとマツダの米国合弁、生産開始…最初の出荷はカローラ クロス
2021年10月01日(金) 14時30分
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