RAV4 5D アドベンチャー《写真提供 ネッツトヨタ富山》

ネッツトヨタ富山は、3月13日・14日の2日間、イオンモール高岡(富山県高岡市)にてSUV展示会を実施。山岳救助をテーマとしたコンセプトモデル『RAV4 5D アドベンチャー』を初公開する。

富山県は1月に記録的な大雪を記録し、車両が雪にはまる「スタック」が続発。渋滞や立ち往生が相次いだことことから、例年に比べSUVや4WD車への需要が高まっている。

SUV展示会では、『ヤリスクロス』、『ライズ』、『C-HR』、『ハリアー』に加え、豊田自動織機が独自に開発したカスタマイズ車両RAV4 5D アドベンチャーを特別展示する。

RAV4 5D アドベンチャーは、東京オートサロン2020に出展されたRAV4ベースのコンセプトモデル『RAV4 3D アクセス』を昇華させたもの。過酷な現場で活躍するプロフェッショナルな車両をさらに調査し、山岳救助にポイントを絞り進化させたコンセプトモデルだ。

山岳地帯の悪天候時走行に耐える外装や足回りに加え、LiDAR、カメラ、ランプ、スピーカーなどを脱着入替可能なキューブユニットを搭載。有事の際、救助活動に必要なキューブをクルマ・人・ドローンに装着して使用する。また、悪天候時の運転を補助するAR機能や、スマホと車がリンクし、他車(他者)の動きを読み取るインターフェイス、他のマシーンを操作できるコントロール機能を装備。有事の際、確実にそして安全に現場へ突入し救助活動ができるプロ発想の車両に仕上げている。

同車両は、2021年の東京オートサロンにて初披露する予定で制作をされたが、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響で通常開催が中止になったため、今回が初の実車披露となる。

RAV4 5D アドベンチャー《写真提供 ネッツトヨタ富山》