トヨタ MIRAI 新型《写真撮影 雪岡直樹》

ジェイテクトは12月24日、新開発した高圧水素供給バルブと減圧弁が、トヨタ自動車の新型燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」に搭載されたと発表した。

ジェイテクトは、2014年に発売された初代「MIRAI」に同製品を供給していた。2代目に採用された開発品は、FCVの本格量産を視野に、スマート工法を採用してt作りやすさの向上を図った。

開発品は水素供給量を高圧水素供給バルブで従来製品と比べて43%、減圧弁で21%それぞれ増やした。また、スマート設計の導入で部品点数を約3割削減した。減圧弁は38%軽量化するとともに、耐久性能も向上して燃費向上や製品の耐久性向上に寄与しているとしている。

高圧水素供給バルブ《写真提供 ジェイテクト》 減圧弁《写真提供 ジェイテクト》 トヨタ MIRAI 新型《写真撮影 雪岡直樹》