日産 ノート 新型《写真提供 日産自動車》

日産自動車は、コンパクトカー『ノート』をフルモデルチェンジし、12月23日(予定)より発売すると発表した。

価格は205万4800円から218万6800円。前後にモーターを搭載する本格電動4WD車も12月に発表する予定だ。

ノートは、日産のホームマーケットでの最量販車種であり、事業構造改革「Nissan NEXT」でも非常に重要なモデル。3代目となる新型ノートは、「コンパクトカーの常識を超える運転の快適さと楽しさが詰まった先進コンパクトカー」とのコンセプトのもと、プラットフォームを新設計するとともに、第2世代の「e-POWER」や運転支援技術「プロパイロット」を搭載するなど、全く新しい先進コンパクトカーとして生まれ変わる。

◆進化した第2世代「e-POWER」を初搭載

第2世代へと進化したe-POWERは、パワートレインのハードウェアとその制御を刷新し、より力強く上質な走りと効率化を高い次元で両立した。モーターは先代ノートに比べ、トルクを10%、出力を6%向上させ、最高出力116ps/最大トルクは280Nm。よりパワフルで気持ちの良い発進加速と、中高速からの追い越しでの力強い加速感を実現する。インバーターは第1世代よりも40%小型化、30%軽量化し、さらにエンジンの効率も高めたことで、加速性能だけでなく同時に燃費向上も実現。29.5km/リットル(WLTCモード・Fグレード)の低燃費を達成している。

また、システムの制御によるエンジンの作動頻度低減や、車体の遮音性能向上により、コンパクトカーでありながら、1クラス上の静粛性を実現。加えて、路面状態からロードノイズが大きいと判断した場合には、積極的に発電を行う制御システムを世界で初めて開発、より静粛性を高めている。

◆ナビリンク機能付プロパイロットをコンパクトカーとして初搭載

360°セーフティサポートを実現する先進安全技術を搭載し、全方向での安全性を向上させたほか、「プロパイロット(ナビリンク機能付)」をコンパクトカーとして初搭載。高速道路での同一車線走行時の運転操作をサポートするプロパイロットに、ナビゲーションシステムとの連携機能を加えることで、制限速度の変化に伴う設定速度の切り替えや、カーブの大きさに応じた減速をシステムが支援し、ドライバーの操作頻度を軽減、安心かつ快適なドライブを実現する。さらに車体骨格には、日産初の1470MPa級の超ハイテン材(冷間プレス用超高張力鋼板)を使用し、軽量化と衝突安全性を高い次元で両立させている。

◆電動化の時代を感じさせるエクステリアデザイン

デザインは、新世代に移行する日産デザインのキーワード「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」を具現化。7月に初公開した日産初のクロスオーバーEV『アリア』と一貫性を持ったデザインは、コンパクトカーの常識にとらわれることなく、新しい価値観を訴求し、電動化の時代を感じさせるものとした。

薄型のヘッドランプはフロントグリルと一体化。そこにつながる新型のVモーションクローム、フロントからリアまで一本の線でつながるキャラクターラインとその下に広がる張りのある面の抑揚、水平に広がる横一文字のシェイプをもつ特徴的なシグネチャーのリアコンビランプなど、先進的で、クリーンかつダイナミックなデザインとなっている。

また、フロントグリルには、日本の伝統工芸である組子からインスパイアされたパターンをあしらい、「日本の風景に溶け込むデザイン」となっている。スリークで先進的なヘッドランプは、4連LEDプロジェクターを採用。オプション設定の16インチのアルミホイールには、日本の刀からインスパイアされたシャープで洗練されたデザインを施している。

ボディカラーは、2色の2トーンを含む、全13色のカラーバリエーションを用意。先進的で躍動感のある「ビビッドブルー」や、新色であるクールトーンの「オペラモーブ」は洗練された大人に似合うカラーとなっている。

◆電動化に相応しい先進的で快適な室内空間

インテリアデザインは、コンパクトカーの常識を覆す先進的で快適な空間を実現。外に向かって広がるようなインストルメントパネルにセンターディスプレイと一体化したメーターを装備し、電動化に相応しい先進感と使い易さを兼ね備えた、日産の新たなインテリアデザインの思想を体現している。

小型の電制シフトレバーが乗るブリッジ型のセンターコンソールには、大型の収納スペースやロングリーチのアームレストを装備。革新的なデザインとともに、快適なドライビングの両立が楽しめる。また、前席のセンターコンソールには、スマートフォンのワイヤレス充電器などを装備。後席には、リクライニング機能を備え、ニールーム、ヘッドルームともに、クラストップのゆったりとしたスペースを確保している。さらに荷室では、広い開口部と荷室幅を確保。ストレスなく荷物を収納することができる。

インテリアカラー&マテリアルは、3種類のバリエーションを用意した。最上級のXグレードには、グラデーションストライプのジャージーシートと合皮レザーアームレストのコンビネーション。また、インストルメントパネルにはカーボン調の加飾を配し、水平に広がる長いマットクロームのフィニッシャーが特徴的な、すっきりとモダンなカラーコーディネーションとなっている。

◆オーテックも12月発表予定

日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、新型ノートをベースに、「助手席回転シート」を設定し、12月23日(予定)より発売、カスタムカー「オーテック」も12月に発表する予定だ。

新型ノート「助手席回転シート」は、簡単な手動操作で、助手席を車外に向けて回転できるモデルだ。スカートや和服を着ていても足を揃えてスマートに乗り降りすることが可能になる。助手席回転シートには、ベース車と同様にロングドライブでの快適性をさらに追求したゼログラビティシートを採用。また、新たにシートスライド機能の採用により乗車中の快適性を高めた。なお、助手席回転時の足先のスペースはクラストップレベルを確保している。

価格は228万5800円。助手席回転シートも12月に電動4WD車仕様を発表する予定だ。

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