トヨタ自動車は6月24日、『クラウン』および『クラウンマジェスタ』のオーディオアンプに不具合があるとして、国土交通省に再リコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2008年1月23日〜2013年7月26に製造された1万5000台。
オーディオアンプにおいて、回路構成が不適切なため、異物混入の影響を配慮できていない回路でショートが発生した場合、既存の保護回路が機能せず、基板が焼損することがある。そのため、可燃性ガスが発生し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、オーディオアンプにヒューズ付き電気配線および金属製ブラケットを追加する。
なお、この不具合についてトヨタは、2016年4月13日にリコールを届け出ていたが、その原因を「スピーカ駆動用素子に保護回路がないため」としていたが、新たに原因が判明したため、再度リコールを届け出た。
不具合は2件発生、火災事故が1件起きている。市場からの情報によりリコールを届け出た。
トヨタ クラウン、オーディオアンプ基板焼損で火災のおそれ 再リコール
2020年06月24日(水) 21時30分
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