スズキ二輪のレーシングシーンで培われたノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ「GSX-R」シリーズ。中止が決定した東京モーターサイクルショー2020に出品予定であった、最小排気量エンジンを搭載する『GSX-R125 ABS』とスーパースポーツモデル『GSX-R1000R ABS』。
2020年はスズキの創業100周年でありながら、スズキのレース活動60周年というアニバーサリーイヤー。1960年のマン島TT参戦からレーシングフィールドへと足を踏み入れたスズキは、エルンスト・デグナーの1962年50ccクラスでのグランプリタイトルを始めとする15のワールドタイトルを獲得。2015年から再参戦を決めたロードレース世界選手権(MotoGP)では、昨シーズンは、スペインの若き精鋭アレックス・リンスが2勝を挙げるなど、常勝軍団に割って入る成長を遂げている。
2020年シーズンを戦うMotoGPマシン「GSX-RR」は、これまでのトリトンブルーメタリック1色で覆われた“エクスターカラー”を一新した。フロントフェンダーからカウル中央、シートカウルにかけて大きくミスティックシルバーメタリックを配色し、トリトンブルーメタリックと組み合わせたアニバーサリーカラーを採用した。
MotoGPマシンと瓜二つのボディーカラーを身に纏う参考出展のGSX-R12 ABSとGSX-R1000R ABS。創立100周年の特別色に身を包むGSX-R1000Rは、4月24日より販売を開始する。MotoGPで培われたテクノロジー結集させたスーパースポーツR1000Rは、リムステッカーに至るまでMotoGPマシンのレプリカ仕様に仕上がっている。スペックの変更はなく、価格は215万6000円。一方、記念カラーのGSX-R125の発売は未定とのこと。
スズキ GSX-R125/R1000R、アニバーサリーカラーを身に纏う…WEBモーターサイクルショー[詳細画像]
2020年04月22日(水) 12時30分
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