ブースの後方に展示されていた『アウトランダーPHEV 特務機関NERV仕様』は、地震や津波など、災害時に運用するための特別車両。三菱自動車とゲヒルンとのコラボから誕生した。
車両のルーフには大きな平面型衛生アンテナ「KYMETA u7」が搭載されており、衛星通信によるインターネット接続サービスを提供可能。ゲヒルン株式会社が運営するアプリ「特務機関NERV防災」や、防災情報配信サービスなどを発信できる。
また、内閣府の協力よより、車内には衛星安否確認サービス「Q-ANPI」端末を搭載。通信の途絶えた被災地などでの情報伝達に一役買う。
現在、この車両は2台用意されている。スタッフに話を伺うと、「今後はいざというときに備えて、定期的に試験運用していきます。運用状況はSNSなどを通じて公開していく予定」と語った。
災害時に活躍、衛星通信可能な『アウトランダーPHEV 特務機関NERV仕様』…東京オートサロン2020
2020年01月19日(日) 14時30分
関連ニュース
- 三菱自動車、軽EV『eKクロスEV』を一部改良…実質的な購入額は約200万円から (05月18日 09時30分)
- 「三菱自動車らしさ」とは何か?…人とくるまのテクノロジー展 2024で訴求へ (05月15日 14時50分)
- 三菱自動車の出展テーマは「モータースポーツ」、篠塚建次郎氏を追悼…オートモビル カウンシル2024予定 (04月11日 07時30分)
- 三菱自動車と日産の軽EV、生産10万台を突破---eKクロスEV & サクラ (03月22日 14時00分)
- ホンダ『グロム』のレース車両、HRCが手掛ける胸躍る走り…東京オートサロン2024 (03月04日 18時15分)