BMWグループの電動車両《photo by BMW》

BMWグループ(BMW Group)は、2019年の電動車両(EVおよびプラグインハイブリッド車)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は過去最高の14万5815台。前年比は2.2%増とプラスを維持した。

BMWグループの電動車両には、「i」ブランドのEVおよびプラグインハイブリッド車(PHV)の『i3』と、PHVスポーツカーの『i8』がある。2019年は、i3とi8を合わせて、4万2073台を売り上げた。前年比は12.1%増と、2桁増を達成する。

また、BMWブランドでは、『2シリーズ アクティブ ツアラー』、『3シリーズ』、『5シリーズ』、『7シリーズ』、『X3』、『X5』にPHVを用意している。

さらに、MINI『クロスオーバー』には、プラグインハイブリッド車(PHV)として、MINI 『クーパー SE ALL4』を設定する。同車の2019年の世界販売は、前年比28.1%増と伸びた。

現在、BMW、MINI、BMW iの3ブランドで電動車両を展開している。BMWグループは2023年までに、電動車両のラインナップを25モデルに拡大する予定だ。その半数以上はフルEVになる、としている。

BMW i3《photo by BMW》 BMW i8《photo by BMW》 BMW 3シリーズ 新型のPHV、330eセダン《photo by BMW》 BMW X3 新型のPHV「xDrive30e」《photo by BMW》 BMW X5 新型のPHV、xDrive 45e《photo by BMW》 BMW 7シリーズ 改良新型のPHV、745Le《photo by BMW》 MINI カントリーマン(クロスオーバー)のPHV《photo by MINI》