VW『ゴルフ』新型に設定されるプラグインハイブリッド『ゴルフGTE』市販型プロトタイプを、スクープサイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。
キャッチした開発車両は偽装が厳重だが、左フェンダー上部に充電口が確認できる。ゴルフ新型と同様のハーフカップ型LEDデイタイムランニングライトを装備しているが、異なるグリルやエアインテーク形状を持っており、差別化されたフロントエンドとなるはずだ。また逆L字に光るテールライトの一部が見てとれるが、これはベースモデルと同デザインとなるだろう。
完成されたコックピットの一部も撮影できたが、デジタルクラスタを中心に3面のパネルを配置、ほとんどのコントロールはインフォテインメントシステムに統合され、利便性や高級感がアップする。
ゴルフGTEのパワートレインは、『パサートGTE』とシステムを共有。最高出力156psを発揮する1.4リットルガソリンエンジンと最高出力115psを発揮する電気モーターを組み合わせ、システム合計で218psを発揮する。現行型では、8.7kWhバッテリーを搭載しているが、新型では13kWhのバッテリーを搭載する予定で、EV走行は最大35マイル(56km)へ向上すると見られている。また0-100km/h加速は7.6秒以下、最高速度は222km/hのパフォーマンスが期待できるという。
ベースであるゴルフ新型は9月中の初公開が予想されており、ゴルフGTEはそれ以降、年内の発表が有力だ。
VW ゴルフ 新型にも「GTE」はあった!バッテリー増量でEV航続56kmへ
2019年09月06日(金) 08時00分
関連ニュース
- VW ゴルフ が表情チェンジ…改良新型の生産開始 (04月14日 12時30分)
- VW ゴルフ「ヴァリアント」改良新型…48Vマイルドハイブリッド設定 (02月21日 12時30分)
- VW ゴルフ 改良新型、予約受注を開始 (02月19日 11時30分)
- VW ゴルフR 改良新型、プロトタイプ公開…実車は2024年半ば発表へ (01月28日 21時00分)
- VW ゴルフのベースグレードを1週間使い倒す…ミニマルで好ましい生活の友 (01月07日 19時45分)