「日本カー・オブ・ザ・イヤー2018-2019」はボルボ『XC40』が選出された(7日、主催:日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会)。選考委員のピーター・ライオン氏はトヨタ『カローラスポーツ』に満点の10点を投じた。
カローラスポーツは総得票数では2位だった。60人の選考委員中21人が10点満点を投じており、今回の最多人数で、XC40の14人より多い。以下は日本カー・オブ・ザ・イヤーHPに掲載されたライオン氏のコメント。
☆☆☆
新型「カローラ」で、トヨタの若返り作戦は成功したと思う。これは世界が欲しがっていたカローラだね。古臭いイメージを奇跡的に消し去った。まずは、ルックスはシャープでエッジが効いた人気のハッチになっている。ハンドリングもパワートレーンも、それに室内の雰囲気も、若返ったと言うか、よりスポーティになった。
カローラには『プリウス』と同様の1.8リットルハイブリッド仕様もあるが、僕が一押しするのは、1.2リットルターボと6M/Tの組み合わせ。このクラスには十分パワー感があるし、ターボラグもほとんどない。走りが軽快でキビキビしている 。今までのカローラは、ハンドルを曲げても真っ直ぐ進みたがるアンダーステアが目立っていたの対して、新カローラにはそれがない! 嬉しいことに、ニュートラルステアだ。
今度のカローラは今までのシニア層にアピールすると同時に、このルックスと走りなら40〜50代にも受けると思うので、僕の10点をあげよう。
☆☆☆
全投票点数(掲載はノミネート番号順)
トヨタ・カローラスポーツ:10点
三菱エクリプスクロス:4点
アルファロメオ・ステルヴィオ:2点
ボルボXC40:6点
フォルクスワーゲン・ポロ:3点
カローラスポーツ で若返り作戦成功…ピーター・ライオン【日本カーオブザイヤー2018-19】
2018年12月11日(火) 11時45分
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