改善箇所

トヨタ自動車は11月1日、『ノア』など22種29万8445台について、タカタ製エアバッグを原因とする再リコールを(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

対象となるのは、『ノア』『ヴォクシー』『カローラ』『カローラ ランクス』『カローラフィールダー』『アレックス』『マークII』『マークIIブリット』『ヴェロッサ』『アルファードG』『アルファードV』『イプサム』『プロボックス』『サクシード』『ブレビス』『ガイア』『WiLL VS』『WiLL サイファ』『ソアラ』『オーパ』『アベンシス』『アベンシス ワゴン』の22車種で、2000年11月22日から2006年6月23日に製造された29万8445台。

助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。

これら対象車種については、2013年4月11日から2015年9月29日までの期間、6度に渡りリコールを届出ているが、改善措置により乾燥剤が入っていないタカタ製の新品インフレータに交換したものについて、再度リコールを届出る。

改善措置として、全車両、予防的措置としてエアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを代替品と交換する。