by 井元康一郎 on 2025年04月20日(日) 08時00分
三菱自動車のPHEV(プラグインハイブリッドカー)『エクリプスクロスPHEV』の900kmロードテスト。前編『古典的なほど“ラフ”だが、「選ぶ意義」は今も失われていない』ではクルマの動的パフォーマンスや静的質感などについて述べた。後編ではプラグインハイブリッドカーとしての電気的性能や機能、燃費などを検証しつつ、どのようなユーザーに向くかということを考察したい。
◆意外と少ない? EV航続性能と電費は
エクリプスクロスPHEVはエンジ・・・
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by 井元康一郎 on 2025年04月15日(火) 11時45分
三菱自動車のPHEV(プラグインハイブリッドカー)『エクリプスクロスPHEV』を900kmあまりロードテストする機会があったので、レビューをお届けする。
エクリプスクロスは2018年に発売されたCセグメント相当のコンパクトクロスオーバーSUV。当初は1.5リットル直噴ターボガソリンのみ、2019年に2.2リットルターボディーゼルが追加された。
2020年に大規模マイナーチェンジ。車体長を140mm延長、ボディ補強、サスペンションセ・・・
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by 井元康一郎 on 2025年03月30日(日) 12時00分
BYDのコンパクトBEV(バッテリー式電気自動車)『ドルフィン』の「ロングレンジ」と標準型、計6000kmのロードテスト。前編『中国車は“口ほどのモノ”があるようになったのか?』では航続レンジおよび充電パフォーマンスについて述べた。後編では走り、快適性、パッケージング、先進安全システムなどについて解説していきたい。
◆倍以上の差がある動力性能
ドルフィンはロングレンジが最高出力150kW(204馬力)、標準型が70kW(95馬力)と、・・・
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by 井元康一郎 on 2025年03月25日(火) 20時30分
2023年に日本の乗用車市場への参入を果たした中国の自動車メーカーBYDオート(以下BYD)。そのBYDの主力モデルのひとつであるコンパクトBEV(バッテリー式電気自動車)『ドルフィン』のロードテストを行ったのでレビューをお届けする。
ドルフィンはクロスオーバーSUV『ATTO3』に続くBYDの日本投入第2弾。車型はコンパクトクラスの5ドアハッチバック。サイズはフォルクスワーゲン『ゴルフ8』に近似しており、全長4295mmは同一、全幅・・・
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by 井元康一郎 on 2024年10月13日(日) 17時00分
今年1月に生産終了を迎えた後、ディーラーが保有していた車両が“上玉”の中古として放出され続けているホンダのバッテリー式電気自動車(BEV)の『Honda e(ホンダe)』。前編「300万円で買える今ならアリ!? 中古車市場を賑わす『ホンダe』1万7000kmテスト、ラストレポート」では走り、快適性、先進安全システム(ADAS)などについて述べた。後編では電動パワートレインから触れていこう。
◆2リットルNAエンジン搭載スポーツハッチ相・・・
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by 井元康一郎 on 2024年09月29日(日) 12時00分
2020年10月に鳴り物入りで登場したものの、今年1月にわずか3年あまりで生産終了となったホンダのバッテリー式電気自動車(BEV)『Honda e(ホンダe)』。それと共に中古車市場でそのホンダeを見かける機会が増えた。
ホンダ系ディーラーが試乗車や社用車として保有していた個体を放出しているのだ。春頃からその数が増えはじめ、6月頃が最高潮。今はピークアウト気味になっているもののまだ在庫をさばき切るには至らず、放出が続いている。
ホン・・・
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by 井元康一郎 on 2024年01月02日(火) 12時00分
トヨタ自動車のBセグメントサブコンパクト『ヤリス』で400kmほどホリデードライブを行う機会があったので、インプレッションをお届けする。
ヤリスの第1世代が登場したのは1999年。高コストが課題となっていたサブコンパクト『スターレット』の置き換えと本格的な欧州戦略車を持つことの一挙両得を狙ったもので、今日の欧州市場におけるトヨタの勢力拡大の原点のようなモデルである。日本では第3世代まで『ヴィッツ』と名乗っていたが、2020年にデビュー・・・
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by 井元康一郎 on 2023年11月26日(日) 12時00分
フォルクスワーゲンのCセグメントコンパクト、第8世代『ゴルフ TDI R-Line』を駆っての3700kmツーリング。前編『もはや高嶺の花となったゴルフ、ツーリング性能は』では総論およびシャシー性能について述べた。後編はまずパワートレインのパフォーマンスから。
◆改良型、なれど大きく変わったエンジンのキャラクター
TDI R-Lineのパワートレインは2リットル直列4気筒ターボディーゼルと湿式多板クラッチを用いた7速デュアルクラッチ変・・・
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by 井元康一郎 on 2023年11月04日(土) 16時00分
フォルクスワーゲンのCセグメントコンパクトクラスの乗用車、第8世代『ゴルフ』を3700kmあまりドライブさせる機会があったので、インプレッションをお届けする。
Dセグメントの『パサート』、コンパクトクーペの『シロッコ』に続くフォルクスワーゲンの新世代FWD(前輪駆動)モデル第3弾としてゴルフの第1世代が登場したのは49年前の1974年。乗り心地、空間効率、操縦安定性などの諸要素が当時としては革命的に高かったことから、世界のコンパクト乗・・・
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by 井元康一郎 on 2023年10月09日(月) 12時00分
ホンダの軽スーパーハイトワゴン、第2世代『N-BOX』カスタムでの4200kmフェアウェル(さよなら)試乗。前編『N-BOXはなぜ圧倒的優位性を確立することができたのか』では総論および走行性能、ライドフィールについて述べた。後編ではまずパワートレインのパフォーマンスから。
◆全面刷新したエンジンはかなりのハイチューン
ホンダは2011年の第1世代N-BOXで新型の軽自動車用エンジン「S07A」をデビューさせたが、2017年の第2世代・・・
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令和7年6月12日(木) 東京スバル高島平店にて 午前11:00納車に関...[ 続きを見る ]