アーバン・ワイドトラック・ヘリテージシリーズ・ソフトトップ《photo by Urban Automotive​》

英国のアーバン・オートモーティブは、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2025において、同社初のコンバーチブルモデル『アーバン・ワイドトラック・ヘリテージシリーズ・ソフトトップ』を世界初公開した。

このモデルは、ランドローバー『ディフェンダー90』をベースに、オランダの専門メーカーのヘリテージ・カスタムズ製のヴァリアンス・ソフトトップを採用している。さらにアーバンのワイドトラック・エクステリア・スタイリング・パッケージと、エルメス・オレンジレザーによる内装の全面リトリム、レカロ製フロントシート、カスタム・ヘリテージシリーズ・ダッシュボード・オーバーレイが施されている。

5人乗りで半電動式折りたたみルーフを備え、ランドローバーの伝説的なオフロード性能を維持しながら、ビーチでも街中でも活躍する印象的でユニークなソフトトップ車となっている。

アーバンの特徴的なスタイルであるワイドトラック・パッケージには、拡張ホイールアーチとXRSスタイル(エクストリーム・ロード・シリーズ)のベンテッド・ボンネットが含まれ、露出織りカーボンファイバー・ベント、ロワー・フロント・カナード、スクエアDRL、カーボンファイバー・ミラーキャップ、「ベスト・オブ・ブリティッシュ」サイドベントのアクセントが施されている。この外観は、ヨコハマ・アドバン・スポーツタイヤを装着した23インチのアーバンWX-2 Rキャスト・ブラック・アルミホイールで完成される。

すべてのビスポーク・カーボンファイバー・パーツは、イギリス国内のアーバンの熟練した社内チームによって高品質で設計・製造されている。アーバンの厳格な「OEM+」デザイン理念により、すべての改造において工場仕上げ品質と比類のない品質、スタイル、耐久性を確保している。

ヘリテージ・カスタムズは、ランドローバー『ディフェンダー』をソフトトップに改造する最初の企業であり、この工程では、ドナー車のカットからカスタム・ロールケージによるボディ補強まで、高度な経験を持つ職人による何時間もの労働が必要となる。

オランダのチームとのこのユニークなソフトトップ創造のコラボレーションが成功したため、アーバンはヘリテージ・カスタムズを買収し、ビスポーク車両部門にヘリテージ製品ラインのアクセサリー、パーツ、内装カスタマイゼーションを導入することになった。

ソフトトップ改造は新車または中古のディフェンダー90で実施可能で、アーバンのビスポーク・サービスにより、顧客の選択に応じて色とトリムをパーソナライズできる。

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