タタ ハリアー.ev《photo by Tata》

インドのタタモーターズは、新型電動SUV『ハリアー.ev』の生産を開始したと発表した。同社はハリアー.evを「インド史上最も強力で、最も高性能、最もインテリジェントなSUV」と位置づけている。

プネーにある最新鋭の生産施設で製造が開始され、圧倒的な市場反応と堅調な予約状況を背景に、全国の販売店への配送準備が進められている。顧客への納車は2025年7月末から開始される予定だ。

ハリアー.evは、4輪駆動(QWD)と後輪駆動(RWD)の2つの駆動方式を用意。カラーバリエーションは、ナイニタール・ノクターン、エンパワード・オキサイド、プリスティン・ホワイト、ピュア・グレーの4色展開となる。また、マットブラックの外装とオールブラック内装を特徴とする「ステルス・エディション」も設定されている。

技術面では、先進的なacti.ev+アーキテクチャを採用し、QWDデュアルモーターシステムによってインドのSUV史上最高のトルクと最速の加速性能を実現している。

装備面では、サムスンのネオQLED技術を活用したハーマン製ディスプレイ、ドルビーアトモス音響システム、車両下部も含む死角を完全に排除する革新的な540度サラウンドビューシステムなど、世界初やセグメント初の機能を多数搭載している。

タタモーターズが『ハリアー.ev』生産開始《photo by Tata》 タタ ハリアー.ev《photo by Tata》 タタ ハリアー.ev《photo by Tata》