ルノー『5 ターボ3E』《photo by Renault》

ルノーは、7月10日に英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2025」に、ルノー『5ターボ3E』のフルスケールデザインモデルを出展する。

2027年から納車が開始される予定のこのミニスーパーカーは、価格が14万ポンド(約2780万円)からに設定されている。2基のリア・インホイールモーターを搭載し、合計555hpと4800Nmの大トルクを発生する。これはルノーグループが開発した市販車として史上最強のパワーを誇る。

車両重量は1450kg以下に抑えられ、0-100km/h加速は3.5秒以下、最高速度は268km/hを実現している。

生産台数は1980台に限定されており、各車両には個別のナンバーが付与される。この数字は初代ルノー『5ターボ』が発売された1980年への敬意を表している。現在、予約受付が開始されている。

ファンや購入希望者の関心を高めるため、「ドリフター」の愛称で親しまれるルノー『5ターボ3Eコンセプトカー』が再びグッドウッドに登場する。同車は2023年にヒルクライムコースで観客を魅了した実績がある。

過去への敬意として、1980年代のルノー『5マキシターボ』もイベント初日に有名なグッドウッドヒルを駆け上がる予定だ。この車両は当時のドライバーであるジャン・ラニョッティが競技トラックやラリーステージで完璧なスピニングピルエットを披露したことで有名になった。

ルノー『5 ターボ3E コンセプト ドリフター』《photo by Renault》 ルノー『5 ターボ3E』《photo by Renault》 ルノー『5 ターボ3E』《photo by Renault》 ルノー『5 ターボ3E』《photo by Renault》 ルノー『5 ターボ3E』《photo by Renault》 ルノー『5 ターボ3E』《photo by Renault》 ルノー 5《photo by Renault》