スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》

千葉県・幕張メッセで6月27日から29日に開催された「東京アウトドアショー2025」に出展したスバル。新型『フォレスター』に純正アクセサリーを満載したデモカーをはじめ『クロストレック』『レイバック』『REX』とアウトドアで活躍するSUVを一挙展示して来場者の注目を集めた。

◆北米で10万個売れたユーティリティフックが便利すぎる! 充実したラインナップのスバル純正アクセサリー展示車両の中で、一番の注目モデルとなったのは新型フォレスター。近年スバルが力を入れる純正アクセサリーを満載した車両で、アウトドアでの使い勝手の良さをアピールした。

スバルのアクセサリー開発は従来のメーカー純正アクセサリーとは一線を画し、デモカーを東京オートサロンに出展(レガシィ アウトバック BOOST GEARパッケージ コンセプト)ドレスアップ・SUV部門で最優秀賞(2024)に選ばれるなど、開発陣の先進的で柔軟な発想が魅力。ドレスアップ派やアウトドアレジャーユーザーに選ばれる魅力的なアイテムをラインアップするのが特徴。

そんなスバル純正アクセサリーの現時点での到達点となったのが、今回のフォレスター用に用意されたパーツ群だろう。そもそも新型フォレスターはアウトドアでの使い勝手やユーザーが自分自身でセットアップしていく楽しみを備えたSUVとしてリリースされている。

そのひとつの特徴がラゲッジルームに設置されたユーティリティナットだ。バンモデルなどではすでに一般化したユーティリティナットは、車内に汎用性の高いナットを備えてアイボルトやフックなど必要な装備を自由に取り付けでき、荷室のアレンジを自分流にコーディネートできるのが魅力の装備だ。

そんなユーティリティナットを、積極的に活用したのがフォレスター用の純正アクセサリーの見どころだ。用意されたのは「ユーティリティフック」と呼ばれるパーツ。リング状のパーツを立体的に重ねた独自の形状で、カラビナやフックなどをどの方向からも掛けられる構造なのが特徴。荷室の左右(6カ所)、リアゲート内側(2カ所)のユーティリティナットに固定できる。

カーゴサイドストレージはラゲッジのサイドウォールにフィットする小物入れを装着し、こちらもユーテリティフックを使って固定できる。ラゲッジに広がる小物を整理したり、車中泊の際にベッドサイドの小物入れとしても重宝する装備となる。

さらにユーティリティフックは、中央部分がくぼんで棒を差し込める構造になっているのも特徴。荷室の左右にユーティリティフックを取り付けると、左右にバー(ユーティリティバー)を設置できる。荷室のパーテーションや荷崩れ防止のバー、ロッドホルダーやレジャーギアの固定ポイントとしても利用可能。

さらにカーゴボックスと呼ばれるトレー状の収納をバーに取り付けることも可能。カーゴシェルフボードと呼ばれる折りたたみ式のボードを上に設置してトノカバー状に使ったり、上下二段のラゲッジスペースを作ることも可能(耐荷重=5kgあるので上段への積載も実用的)。

フォレスターに装備されたユーティリティナットと純正アクセサリーの組合せ次第で、自分が用いるレジャーギアの収納を最適化したり、アウトドアフィールドで使い勝手の良いスペースを作ることができる。フォレスターでアウトドアレジャーを楽しむなら、内装のアクセサリーパーツのセレクトはカギになりそうだ。

一方、外装にもア数多く装着されていた。いずれもデザイン性と機能性を兼ね備えたパーツなのが、スバル純正アクセサリーパーツの大きな特徴。ドレスアップ入り口でも実用を狙った機能優先の装備としても導入できるのが魅力。その代表的なパーツとなったのがボディサイドプロテクターだ。

周囲に細引きなどのコード類を引っかけられるエグリが設けられているのが特徴。アウトドアフィールドでの停車時にウェア類などを引っかけることも自由自在。樹脂製で耐久性も高いのでロードバイクなどを立てかけておくことも可能だ。またヘッドライトの脇などに取り付けるランプサイドプロテクターにも注目、硬質ゴム製のプロテクターはレジャーギアなどを一時的に立て掛けておくポイントになる。ボディへのキズを気にすること無く愛車をレジャーギアのスタンドとして使えるのはこれまでに無い活用法だろう。

足元にはオフロードとオンロードを快適に走ることのできる、トーヨータイヤ「オープンカントリー A/TIII」を装着。フォレスター1台で、普段遣いからアクティビティ、アウトドアまでマルチに対応できるという魅力のつまったクルマに仕上げられていた。

◆初代XVの再来?! 人気のアースカラーにクロストレック専用の新色がサプライズでお披露目ブースにはアクセサリーパーツ満載の新型フォレスターの他にクロストレック、レイバック、REXの4台が勢揃いしたのだが、スバルファンの注目を集めたのはクロストレックの新色であるサンドデューン・パール。アウトドアにフィットするベージュ系のアースカラー(クロストレック専用色)が新たにラインナップに加わり、クロストレックのフィールドでのさらなる活躍が期待されている。

足元には同じくトーヨータイヤのオープンカントリー A/TIIIが装着され、新登場の新色と相まって抜群のギア感を演出していた。

魅力的で機能的なスバルのアクセサリーパーツが、急ピッチで充実中なのが新型フォレスターの例で理解できただろう。クルマをツルシのままで乗るのでは無く、自分が求めるカスタムパーツをセットアップして自分仕様のクルマを作ることで、クルマをもっと楽しく乗りこなすことができるに違いないだろう。

スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》 スバル…東京アウトドアショー2025《写真撮影 土屋勇人》