改善箇所《画像提供 国土交通省》

フォルクスワーゲングループジャパンは4月22日、アウディ『A6 40TDIクワトロ』などの運転者席の液晶ディスプレイ(バーチャルコックピット)の制御プログラムついて、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2020年11月13日〜2021年7月27日に輸入された計22車種の合計1716台。

運転者席の液晶ディスプレイ(バーチャルコックピット)の制御プログラムにおいて、設計検討が不十分なため、走行中の振動等により内部のケーブル抵抗値が増加することにより、ディスプレイを制御するプログラムが故障と検知することがある。そのため、速度計、総走行距離計及びエアバッグ警告灯等が表示されないおそれがある。

全車両、当該制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

不具合は54件、事故は起きていない。

アウディA8《写真提供 アウディジャパン》 アウディA6(向かって左)とA7スポーツバック《写真提供 アウディジャパン》 アウディA8《写真提供 アウディジャパン》 アウディQ7《写真提供 アウディジャパン》 アウディQ7《写真提供 アウディジャパン》