BMW 5シリーズ 改良新型のプロトタイプ《APOLLO NEWS SERVICE》

BMWは現在、ラインナップの主力、『5シリーズ』の改良新型を開発中だが、その量産型プロトタイプをスクープ班のカメラが初めて捉えた。独ミュンヘン本社近くでテスト中だった5シリーズ改良新型は、「ノイエクラッセ」デザインを身にまとっていた!

ノイエクラッセ・デザインは当初、新世代の電気自動車向けに意図されていた。しかし5シリーズ改良新型のプロトタイプは、BMWが最先端のデザインスタイルを、内燃エンジン搭載車も含むモデル全体に拡張すること、導入も急いでいることを示している。

現代的なノイエクラッセ・デザインスタイルは、数か月以内に新世代の『iX3』で市場にデビューし、新型『X5』や第9世代『3シリーズ』にも採用される。このノイエクラッセ・デザインの拡張は、フルモデルチェンジのタイミングに限定されると思われていたため、5シリーズの改良新型に採用されたことは驚きだ。

プロトタイプのフロントエンドには、スリムなツインキドニーグリルを装備、縦方向に走るボンネット中央の折り目などの特徴を板金で隠している。グリルが注目を集める一方で、プロトタイプには新しいミッドマウント吸気口を備えた改良されたバンパーも装備されているほか、下部の吸気口も改良され、中央に目立つ縦棒が設けられている。リアセクションも完全に隠されており、LEDテールライトやバンパーデザインが刷新されることを示唆している。

キャビン内では、「Panoramic iDrive」と「Operating System X」が採用される可能性が高い。どちらもCES 2025でプレビューされており、将来のモデルに、フロントガラスの下に設置されたカスタマイズ可能なピラーtoピラー・ディスプレイが搭載される予定だ。ディスプレイは複数のセクションに分割されており、中央のインフォテインメントシステムと、iDriveコントローラーに代わる新しい多機能ステアリングホイールが組み合わされるはず。

ボンネットの下には、おなじみのエンジンとアップグレードされたエンジンが混在すると予想される。2.0リットル直列4気筒ツインターボエンジンは、最高出力259ps/190kW 、最大トルク400Nmを発揮し、アップグレードされる可能性がある3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンは、最高出力398ps/293kW、最大トルク580Nmを発揮、18ps/13kWと41Nmの増加になる。プラグインハイブリッドや電気自動車のアップグレード版が登場することも予想される。

5シリーズ改良新型のワールドプレミアは、2026年中頃から下旬にかけてが有力。

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