
2025年1〜2月に掲載されたリコール・不具合情報に関する記事について、アクセス数を元に独自ポイントで集計したランキング。最も注目を集めたのは『ソリオ』など4車種のステアリングホイールの不具合によるリコール情報であった。
1位) スズキ『ソリオ』など4車種4万台以上をリコール…ステアリングの不具合で操舵不能のおそれ:340 Pt.
スズキは2月6日、『ソリオ』などのステアリングホイールついて、締結部に対する図面指示が不十分であるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
『ソリオ』、『スイフト』、『イグニス』、『クロスビー』、三菱『デリカD:2』など4車種
2位) トヨタ『アルファード』など計5万台以上にリコール…燃料ポンプが作動不良:202 Pt.
トヨタ自動車は22日、『アルファード』などの燃料ポンプについて、内部の羽根車に問題があり動かなくなるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
『アルファード』、『ヴェルファイア』、『カムリ』など計8車種
3位) ホンダ『N-BOX』など8車種で155万台をリコール、走行中にエンジンが停止するおそれ:131 Pt.
ホンダは1月31日、主力の軽自動車『N-BOX』をはじめとする14型式・8車種について、自然吸気エンジンに搭載されている排気ガス再循環装置(EGR)について、不具合があったとして計155万6855台をリコールすると発表した。
『N-BOX』、『N-WGN』、『N-VAN』、『N-ONE』など計14型式・8車種。
4位) 三菱『アウトランダーPHEV』3万台リコール…ハンドルを握っているかがわからない:121 Pt.
三菱自動車は2月7日、『アウトランダーPHEV』のステアリングホイールついて、タッチセンサーの設計不備により、運転者がステアを握っているか検知できなくなるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
「マイパイロット」が機能不全
5位) 日産『エクストレイル』3000台以上をリコール…先行車や対向車にハイビーム:57 Pt.
日産自動車は2月13日、日産『エクストレイル』のアダプティブLEDヘッドライトコントロールモジュールについて、照射すべきでないところをハイビームで照射するおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
本来、ロービームで照射すべきところをハイビームで照射するおそれ
6位) UDトラックス『クオン』など2車種2933台をリコール、ブレーキが効かなくなるおそれ:49 Pt.
UDトラックスは1月28日、大型トラックの『クオン』、いすゞ『ギガ』のエアブレーキの共振に対する検討が不十分なため、固定ストラップが疲労破断し、エア漏れや、最悪の場合、ブレーキが効かなくなるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
UDトラックス『クオン』、いすゞ『ギガ』など2車種
7位) メルセデスベンツ『Eクラス』をリコール…エンジン失火を誤認:29 Pt.
メルセデス・ベンツ日本は2月13日、メルセデスベンツ『Eクラス』の原動機(エンジンコントロールユニット)ついて制御プログラムが不適切なためとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
『E200(セダン)』、『E200ステーションワゴン』、『E200クーペ』、『E200カブリオレ』の計4車種
8位) ヤマハ『XSR900』など10車種、計1万3624台をリコール エンストのおそれ:27 Pt.
ヤマハ発動機は2月4日、『XSR900』など8型式・10車種、計1万3624台のリコールを発表した。エンジンコントルールユニットの不具合によるもの。
スロットル開度の認識不備とエンジン回転数の変動
9位) 三菱ふそう『スーパーグレート』にリコール…プロペラシャフトの溶接パーツに不備:25 Pt.
三菱ふそうは1月30日、『スーパーグレート』のプロペラシャフトついて、バランスウェイトが溶接不十分により脱落するおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
パーツ脱落のおそれ
10位) トヨタ『アルファード / ヴェルファイア』計43万台以上にリコール…オルタネーターやモールディングに不具合:19 Pt.
トヨタ自動車は22日、『アルファード / ヴェルファイア』のオルタネーターおよびボンネットモールディングについて、クラッチ付きプーリの耐久性が不足していた点と、モールディングの取り付け構造が不適切だった点について、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
エンストやパーツ脱落のおそれ








