ボルボ XC90 改良新型《写真撮影 高木啓》

ボルボ・カー・ジャパン、フラッグシップ7シーターSUVのボルボ『XC90』(Volvo XC90)改良新型を2月13日に発売した。2016年に日本導入されて以来人気のXC90が、現代的なデザインと次世代のユーザー・エクスペリエンス(UX)を備えて登場した。

改良新型のエクステリアは、フロントフェイスを一新し、斜線が重なるグラフィカルなフロントグリルやスリムなトールハンマーヘッドライトを採用した。新外装色「マルベリーレッド」も追加され、よりダイナミックなスタイルを意図している。

スカンジナビアンデザインの粋を集めたインテリアでは、直線的なダッシュボードやリサイクル素材を使用したテキスタイル・パネルを採用した。新しい縦型エア吹き出し口や改良されたイルミネーションがラグジュアリーな雰囲気を演出する。

センターディスプレイは11.2インチに大型化し、ピクセル密度も向上した。よく使うアプリがホーム画面に表示され、状況に応じたコンテクスチュアルバーが快適な操作をサポートする。

XC90改良新型のパワートレインは、新たにミラーサイクルエンジンが採用されて燃費効率が従来比約5.3%向上したマイルドハイブリッドの「B5 AWD」、プラグインハイブリッドの「T8 AWD Plug-in hybrid」(プラグインハイブリッド)の2種類をラインナップする。プラグインハイブリッドモデルは、一充電で73kmのEV航続距離を備え、日常の移動を排出ガスゼロで実現した。長距離移動ではモーターと内燃エンジンを組み合わせ、航続を900km以上に伸ばすことが可能だ。

ボルボ・カー・ジャパンの不動奈緒美代表取締役社長は「ボルボは日本市場において、EV+プラグインハイブリッドの売り上げが販売の30%を達成した」と言う。ボルボのグローバル販売ではEVとプラグインハイブリッドがいずれも23%の合計46%で、2030年時点で新車販売の90%以上をEVまたはプラグインハイブリッドにすることが目標だ。

メーカー希望小売価格(消費税込み)は「XC90 Plus B5 AWD」が1019万円、「XC90 Ultra B5 AWD」が1099万円、「XC90 Ultra T8 AWD Plug-in hybrid」が1294万円となっている。

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