トヨタ GRスープラ 次期型の予想CG《APOLLO NEWS SERVICE》

トヨタは2024年11月に、2ドアスポーツカーの『GRスープラ』に「A90 Final Edition」仕様を導入、現行型の生産を終えることを発表したが、すでに次期型の開発に着手しているとみられる。ファンが熱望する“ピュアトヨタスープラ”が誕生するのか、注目される。

5代目となる現行スープラはBMWと共同開発された。兄弟モデルとなったBMWの『Z4』が現行型をもって生産終了となることが噂されており、それにともないスープラ次期型の登場も危ぶまれていた。だが、北米トヨタ自動車のデイブ・クリスト副社長が、次期型についてたとえ単独で開発する可能性を示唆、存続が濃厚となった。

入手した情報元にスクープ班が制作した予想CGは、フロントが超攻撃的なデザインだ。グリルは大型の台形グリルをデザインし、その下部には、スープラの特徴であるスリットタイプの小グリルを内蔵する。

ヘッドライトのデザインは、トヨタの特徴であるハンマーヘッドを採用し、細く、シャープな4灯型プロジェクターを内蔵した。サイドビューは流美なシルエットを描き、Cピラー部分に段差をつけ躍動感を与えた。ディフューザーは、ワイド感を出すウイングタイプになる。

注目すべきはパワートレインだ。2024年始めの時点でBEV(バッテリーEV)という情報をキャッチしていたが、ここにきてEV市場の伸びが世界的に鈍化、その流れを考慮して内燃機関エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドが有力だという。そして現段階で最有力の情報は、トヨタがスバル、マツダと共同で行なった「マルチパスウェイワークショップ」において発表した、新開発の2.0リットル直列4気筒ターボエンジンだ。この場合、「A90 Final Edition」が積むBMW製3.0リットル直列6気筒ターボエンジンの、最高出力435psと同レベル以上が期待できる。

開発が順調に行けば、スープラ次期型のデビューは2026年後半、あるいは2027年初頭とみられる。

トヨタ GRスープラ 次期型の予想CG《APOLLO NEWS SERVICE》 トヨタ GRスープラ A90 Final Edition《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ GRスープラ A90 Final Edition《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ GRスープラ A90 Final Edition《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ GRスープラ A90 Final Edition《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ GRスープラ A90 Final Edition《写真提供 トヨタ自動車》