VWゴルフ《写真提供 VGJ》

フォルクスワーゲングループジャパンは7月4日、『ゴルフ』の複数モデルのリコールを国土交通大臣に届け出た。リコールの原因となった箇所は、ドアミラーのミラーガラス。

特定の環境下で紫外線の曝露が大きい場合、ミラーガラスの保護コーティング層が劣化し、車両の走行振動等によりミラーガラス部に緩みが生じることがある。この状態で使用を続けると、最悪の場合、ミラーガラス部が脱落し、後方の交通状況等が確認できなくなるおそれがある。

フォルクスワーゲンは、全車両のドアミラーのミラーガラスを対策品と交換することで対応する。

リコール対象車両は2013年5月7日〜2017年9月5日の間に輸入されたゴルフの8車種、計7万9762台。不具合件数は98軒報告されているが、事故は発生していない。発見の動機は市場からの情報によるもの。

VWゴルフ《写真提供 VGJ》 改善箇所説明図《画像提供 国交省》 リコール対象車両《画像提供 国交省》