BMW R18 One Eight C《photo by BMW》

BMWモトラッドは1月18日、BMW 『R18 One Eight C』を発表した。改造の自由度が高い「R18」の長所を生かして、米国のポール・ヤフィー氏と協力してカスタマイズされたバイクだ。

ヤフィー氏は、誰も見たことのないようなビッグホイールを履くバイクを作りたいと考えた。そこで、180kgのアルミブロックから切り出し、大径の26インチフロントホイールを製作した。これに、ハンドメイドの幅180mmのタイヤを組み合わせる。新しいフロントホイールに対応するため、フレームはストレッチとレーキ加工され、トレール計測を修正。ハンドリングを最適化するため、特別なトリプルツリーを設計した。

スチール製フロントフェンダーは、ゼロから作られた。オリジナルのR18のカウリングは切断され、ヘッドライトの位置を修正し、新しいフロントホイールに流れるように再デザインされた。カウルと燃料タンクの間の隙間には、ラジエターを隠すチンスポイラーを装着する。

オリジナルのR18のテールライトは、ハンドメイドのフィラーパネルにアレンジされ、クラシックなホットロッドスタイルでフェンダーにナンバープレート用のエリアを加工した。また、オリジナルのR18のサイドカバーは、後方に伸ばされている。

サドルバッグの両側の下に専用のフレームを設けて、エア貯蔵タンク、大型のエアコンプレッサー、すべての制御装置、バルブ、ソレノイドなどのコンポーネントを収納した。古典的なボクサー・ヘッドパイプは残された。触媒コンバーターはヘッドパイプから取り外され、特注の穴あきハイフローバッフルシステムが装着された。3ステップのマフラーシステムも装備されている。

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