ポルシェジャパンは11月24日、第3世代となる4ドアスポーツラグジュアリーセダン『パナメーラ』新型の予約受注を開始した。
パナメーラ新型は、ポルシェアクティブサスペンションマネージメント(PASM)を備える2チャンバー、2バルブ技術のエアサスペンションを標準装備。ダンパー制御の伸長段階と圧縮段階を分離することで、快適さとスポーティさの幅を拡大する。またプラグインハイブリッド(PHEV)の「ターボEハイブリッド」にはポルシェアクティブライドアクティブサスペンションシステムをオプション設定。2バルブ技術と新開発のアクティブショックアブソーバーにより、 快適性とダイナミクスを向上させる。
Eハイブリッドパワートレインはよりパワフルに進化した。ターボEハイブリッドは全面改良した4リットルV8ターボエンジンと新開発の電気モーターを組み合わせ、システム出力は680ps/システムトルク930Nmを発生。8速PDKを組み合わせ0-100km/h加速3.2秒、最高速度は315km/hに達する。また25.9kWhの大容量バッテリーにより、EV走行距離はWLTP複合サイクルで91km、市街地サイクルで83〜93kmを実現する。
パナメーラ4は、最高出力353ps/最大トルク500Nmを発生する2.9リットルV6ターボエンジンを搭載。先代モデルよりも出力が23ps、トルクが50Nm向上し、0-100km/h加速は5.1秒に短縮、最高速度は272km/hに向上した。
エクステリアは、パナメーラシリーズの特徴的なラインやプロポーションを継承している。ボディサイズは全長5052mm×全幅1937mm×全高1423mm。新型ではフロントのナンバープレート上部にはエアインテークを追加し、サイドビューのウィンドウラインを一新。4ドアスポーツカーのセダンらしさを強調している。また、リヤウィンドウの外縁はボディの輪郭と面一になっており、車体後部の調和のとれたラインを生み出している。
コックピットにはドライバー中心の直感的な操作性をコンセプトとした「ポルシェドライバーエクスペリエンス」を導入した。ギアセレクターレバーはステアリングホイールの左側に設置。各ドライビングプログラムのモードスイッチや、アシスタンスコントロールストークにも直接アクセスでき、操作性を高めている。また、アシスタンスシステムを大幅にアップグレード。アクティブレーンキープアシストとアダプティブクルーズコントロールも標準装備する。
価格はパナメーラが1424万円、パナメーラ4が1479万円。パナメーラターボEハイブリッドについては予約受注開始日および価格が決まり次第、改めてアナウンスする。
ポルシェ パナメーラ 新型、予約受注開始…価格は1424万円より
2023年11月27日(月) 17時00分
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