BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセ(IAAモビリティ2023)《photo by BMW》

BMWグループは9月2日、次世代EVコンセプトのBMW『ヴィジョン・ノイエ・クラッセ』(BMW Vision Neue Klasse)を、ドイツで開催した「IAAモビリティ2023」のプレビューイベントで初公開した。

ヴィジョン・ノイエ・クラッセは、次世代のBMWブランド車の姿を提示する。新デザイン言語に、電動化、デジタル化、サーキュラリティの各分野のイノベーションを組み合わせた。デザイン、コントロール&操作性、効率性、持続可能性を新次元へと進化させた、と自負する。

新しいBMWのデザイン言語は、「クリア、エレガント、タイムレス」がテーマ。力強いホイールアーチ、格納されたグリーンハウス、前方に急傾斜した「シャークノーズ」のフロントが特長だ。21インチのエアロダイナミックホイールは、モータースポーツからインスピレーションを得ており、クラシックなクロススポークデザインに敬意を表している。BMWのキドニーグリルやダブルヘッドライトなど、ブランドならではのデザイン要素に新たな解釈を加えた。車両のフロントでは、3次元アニメーションによる照明効果によって、人と車両との間に直感的なインタラクションが生まれるという。

第6世代のBMW「eDrive」テクノロジーを搭載する。高効率の電気モーターを採用。新開発の円形バッテリーセルは、従来の角形セルよりもエネルギー密度が20%以上高い。また、充電速度は最大30%向上し、航続も最大30%延びる。車両全体の効率は最大25%向上する、としている。

BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセ(IAAモビリティ2023)《photo by BMW》 BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセ(IAAモビリティ2023)《photo by BMW》 BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセ《photo by BMW》 BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセ《photo by BMW》