BMW 3シリーズ 誕生50周年記念特別限定車と初代

BMW『3シリーズ』の誕生50周年を記念した日本限定車「BMW 3シリーズ 誕生50周年記念特別限定車」が、8月5日より受注を開始した。50周年の知らせを受け、SNSでは「元BMWオーナーとして感慨深い」といったコメントのほか、「良いお値段するねー」など、限定車の価格に驚くファンの声も。

今回発表された限定車は、1975年に初代モデルが誕生したBMW 3シリーズの50周年を記念した日本専用モデル。セダンとツーリングの両ボディタイプで展開され、3つのグレードを用意する。

特別装備として、通常では選択できない「50周年記念バッジ」を装着するほか、19インチMアロイホイール、Mスポーツブレーキ、Mライトシャドウライン、室内ドアハンドルへのシルバー加飾などを標準装備する。

最新世代の安全機能・運転支援システムも搭載され、高速道路での渋滞時にステアリングから手を離しての走行が可能な「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」や、「OK, BMW」の音声操作、BMWデジタルキーによるスマートフォンでの車両操作なども利用できる。

価格はガソリンエンジンの「BMW 3 Series 50th Anniversary Limitedセダン」が698万円、「BMW M340i xDrive 50th Anniversary Limitedセダン」が1096万円。ディーゼルエンジンの「BMW 320d xDrive M Sport 50th Anniversary Limitedセダン」が836万円。ツーリングはそれぞれ30万円高(M340は28万円高)の設定となっている。

日本全国合計710台限定の設定で、「BMW 3 Series 50th Anniversary Limited」がセダン400台・ツーリング200台、「BMW 320d xDrive M Sport 50th Anniversary Limited」がセダン・ツーリング各50台、「BMW M340i xDrive 50th Anniversary Limited」がセダン・ツーリング各5台となる。

この発表を受け、50周年であることを知ったファンも少なくないようで、X(旧Twitter)では「BMW3シリーズが50周年らしい 元BMWオーナーとして感慨深い」「BMWを知れば知るほど、3シリーズの奥深さ、BMWの基本理念が詰まってるなって感じる車」「シビックはおろかアコードより後発のクセにデカいツラしとったんか! ブランドイメージって大事よね」といったコメントが寄せられていた。

限定車については、「スパークリンググラファイトやん! これはかっこよすぎる」など特別な外観や装備を歓迎する声がある一方で、関心の多くはその価格にあるようだ。

「アラいいじゃない! …866万円!!!???」(編集部注:320d xDrive M Sport ツーリングの価格)「50周年記念限定車良いお値段するねー」「E36の新車なら400万円台で買えたもんだが」など、高騰する車両価格を嘆く声も聞かれた。

BMW 3シリーズ 誕生50周年記念特別限定車は現在注文を受け付けており、11月から納車を予定している。

BMW 3シリーズ 誕生50周年記念特別限定車と初代《写真提供 ビー・エム・ダブリュー》 BMW 3シリーズ 誕生50周年記念特別限定車《写真提供 ビー・エム・ダブリュー》 BMW 3シリーズ 誕生50周年記念特別限定車《写真提供 ビー・エム・ダブリュー》 BMW 3シリーズ 誕生50周年記念特別限定車《写真提供 ビー・エム・ダブリュー》 歴代BMW 3シリーズ《photo by BMW》 BMW 3シリーズ 初代(E21)《photo by BMW》 BMW 3シリーズ 初代(E21)《photo by BMW》