新型ヴェルファイア。《写真撮影 関口敬文》

2023年6月21日、トヨタ自動車はフルサイズミニバン『アルファード』および『ヴェルファイア』を8年ぶりに全面改良し、ガソリン車・ハイブリッド車(HV)を6月21日に発売した。今後、プラグインハイブリッド車(PHEV)の投入も予定している。発売にともない、都内では発表会が行われ、2台の展示車両や、カットモデルも用意されていた。

◆デザインも走りも、アルファードと差別化
アルファードに比べてヴェルファイアは、デザイン面だけでなく、走りの面でも新型にふさわしい個性が付与されているのが特徴。デザイン面では、ヴェルファイアらしさを特徴づける専用のグレード「Z Premier」を設定。黒を基調とした金属加飾でアグレッシブさに上質感を加え、個性をより際立たせた外観になっている。

◆専用サスで「運転する喜び」を追求
走りの部分では、「運転する喜び」を感じられる専用のサスペンションチューニングや、ボディ補強が施されている。ボンネットの下のフレーム部分には、『フロントパフォーマンスブレース』が装備されることで、フロントの応答性が向上し、ハンドリングが軽快になっている。このパーツはヴェルファイアに標準装備。また専用のパワートレーンユニットも設定されている。

◆2.4リットル直列4気筒ターボエンジンは加速が良く、十分な駆動力
2.4リットル直列4気筒ターボエンジンは、高い加速応答性能と十分な駆動力を持ち、アクセルペダルの操作に対して気持ちよく加速していく。従来型の3.5リットル V6エンジンに対して、低速度域のトルクを増大し、アクセルペダルをショートストローク化したことで、少ない操作量でも車両の重さを感じさせない力強い加速を実現している。どの速度域でも不快なエンジンノイズを低減し、加速時のスポーティなサウンドチューニングにより、運転する楽しさが感じられる仕様となっている。

ヴェルファイアはおもに運動性能に優れたパーツ群がチョイスされている。《写真撮影 関口敬文》 フロントのグリルは漆黒メッキ加飾。”Executive Lounge”はスモークメッキ加飾。《写真撮影 関口敬文》 フロントのグリルは漆黒メッキ加飾。”Executive Lounge”はスモークメッキ加飾。《写真撮影 関口敬文》 Aピラー部分からCピラーまで続くメッキモールも漆黒メッキ加飾になっている。《写真撮影 関口敬文》 アルファードのメッキモールは通常のシルバーメッキが採用されている。《写真撮影 関口敬文》 スモークメッキ加飾。”Executive Lounge”はメッキ加飾となる。《写真撮影 関口敬文》 こちらはアルファードのサイドスカート部分。《写真撮影 関口敬文》 専用色としてサンセットブラウンが設定される。《写真撮影 関口敬文》 こちらはアルファード”Executive Lounge”のシートカラーであるニュートラルベージュ。《写真撮影 関口敬文》 今回運転席側にもドア作動に連動して地上約220mmの位置にステップが出現するユニバーサルステップが用意された。《写真撮影 関口敬文》 会場にはカットモデルも展示されていた。超ハイテン材を多用した環状構造によって、ボディ補強と軽量化を実現した。《写真撮影 関口敬文》 フロントパフォーマンスブレースはヴェルファイアに標準装備。フロントの応答性が向上し、ハンドリングが軽快になる。《写真撮影 関口敬文》 225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイール(ブラックスパッタリング塗装)。《写真撮影 関口敬文》 新型アルファード。《写真撮影 関口敬文》 新型ヴェルファイア。《写真撮影 関口敬文》