日産サクラ《写真提供 日産自動車》

日産自動車、三菱自動車とNMKVは5月31日、軽電気自動車(軽EV)日産『サクラ』と三菱『eKクロスEV』を合算した生産累計台数が、生産開始から約1年で5万台に達したことを発表した。

サクラおよびeKクロスEVは、日産と三菱自動車の合弁会社NMKVの企画・開発マネジメントのもと、両社の得意とする電動化技術を融合した新世代の軽EVだ。両モデルは「2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー」をはじめ、数多くの賞典を受賞。軽自動車+バッテリーEVという脱炭素時代における理想的なモビリティを実現したことなどが高く評価されている。

両モデルを生産する三菱自動車の水島製作所(岡山県倉敷市)では、両社にとって過去最大規模の台数となるEV生産を成し遂げるために、世界初の量産EV『アイ・ミーブ』や『ミニキャブ・ミーブ』で培った三菱自動車の軽EV生産技術、そして日産が持つ最新のEV生産技術を結集し、高い品質とコスト競争力での生産を実現している。

三菱eKクロスEV《写真提供 三菱自動車》