トヨタ・カローラクロス・ハイブリッド(米国仕様)《photo by Toyota》

トヨタ自動車の米国部門は4月6日、米国向け『カローラクロス』(Toyota Corolla Cross)としては初のハイブリッドを今夏、現地で発売すると発表した。

米国向けのカローラクロスは、米国アラバマ州ハンツビル市に設立されたマツダとの合弁新会社、「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング」で2021年から生産されている。従来、2.0リットルのガソリンエンジン搭載車のみの設定で、日本仕様とは異なり、ハニカムパターンの大型フロントグリルが装着されていた。

このカローラクロスに今夏、ハイブリッドが米国初設定される。ハイブリッドのフロントマスクは、日本仕様と同じだ。トヨタの第5世代のハイブリッドシステムは、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、196hpのパワーを引き出す。電気式4WDシステムの「E-Four」と組み合わせる。0〜96km/h加速は8秒。米国EPA(環境保護局)認定の複合モード燃費は、約18km/リットルとなる見通しだ。

トヨタ・カローラクロス・ハイブリッド(米国仕様)《photo by Toyota》 トヨタ・カローラクロス・ハイブリッド(米国仕様)《photo by Toyota》 トヨタ・カローラクロス・ハイブリッド(米国仕様)《photo by Toyota》 トヨタ・カローラクロス・ハイブリッド(米国仕様)《photo by Toyota》