
三菱自動車工業は4月8日、まもなくの発売を予定している新型軽自動車『デリカミ二』の発表イベント「DELICA MINI OUTDOOR FES in モリパークアウトドアヴィレッジ」を開催した。展示のひとつが、デリカミニに適したキャンプシーンを演出した展示だ。
イベント会場の昭島モリパークアウトドアヴィレッジ(東京都昭島市)は、アウトドアブランド製品の直営販売店やクライミングジム、ヨガスタジオなど、アウトドアが好きな人々をサポートする店舗や施設がある、アウトドアの魅力を体験・体感できる複合商業施設だ。
デリカミニの商品コンセプトは「Reliable & Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」。広い室内空間と力強い走りとを融合させたミニバン『デリカ』の名を冠した、軽スーパーハイトワゴンとなっており、5月25日に発売される。
発表イベントに展示されていた1台が新型車のデリカミニをベースにした「デリカミニ SNOW SURVIVOR(スノーサバイバー)」だ。1月の東京オートサロン2023に参考出品されて注目されたが、再び新型車のデビューを訴求することになった。
SNOW SURVIVORは、雪道を力強く駆け抜けるデリカのイメージをコーディネートしたカスタムカーだ。雪山を思わせるボディカラーに、等高線をモチーフにしたグラフィックスとスノーカモフラージュを施した。フロントガードバーやルーフキャリア、リヤラダー、オールテレーンタイヤを装着、さらにリフトアップすることで、力強い「デリカらしさ」を演出した。内装にはベッドキットやサイドストレージパネルなどを採用し、キャンプや車中泊での使い勝手を意識している。
雪山シーズンは終わりつつあるが、先輩格のデリカ『D:5』には「ジャスパー」や「シャモニー」といった特別仕様が設定されているから、デリカミニSNOW SURVIVORもこのままの仕様ではないにせよ、市販されるのかもしれない。








