15年ぶりにカワサキのミドルサイズクルーザー『エリミネーター』が復活した。24日に開幕した「東京モーターサイクルショー2023」では、実車を国内初披露。来場者の注目を集めている。
エリミネーターは独自のロー&ロングフォルムが目を引くドラッガースタイルで1985年にデビュー。以来、125ccから1000ccまでさまざまなバリエーションが登場し、人気を博したが、排ガス規制の強化もあり、2008年に惜しまれながら生産終了となっていた。
新型はエリミネーターらしさを感じさせる、水平基調の流麗なロー&ロングフォルムが特徴。車体サイズは全長2250×全幅785×全高1100mm。ホイールサイズがフロント18インチ、リヤ16インチ。250〜500ccのカワサキ・オンロードモデルの中で最も低い735mmのシートを実現。軽量化を追求し、車体重量は176kg(SEは178kg)。これらは「快適なクルージング」をコンセプトに開発された新型の大きな特徴となっている。
最高出力48ps/最大トルク37Nmを発生する398cc並列2気筒エンジンを搭載。低速域での豊かなトルクによる良好なコントロール性を実現するとともに、高速走行時には力強いパワーとリニアなレスポンスを発揮するという。
上級グレードの「SE」では、純正のGPS対応ドライブレコーダーを採用。ドラレコ搭載を前提として開発しているため、後付けでありがちな見た目も含む配線のストレスもないのが嬉しい。
価格はエリミネーターが75万9000円、エリミネーターSEが85万8000円。発売日は後日発表。
復活のカワサキ『エリミネーター』、「快適クルーズ」がコンセプトのロー&ロングフォルム…東京モーターサイクルショー2023
2023年03月24日(金) 15時28分
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