メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペ 改良新型《photo by Mercedes-Benz》

メルセデスAMGは1月31日、メルセデスベンツ『GLE クーペ』の高性能モデル、メルセデスAMG『GLE 53 4MATIC+ クーペ』(Mercedes-AMG GLE 53 4MATIC+ Coupe)の改良新型を欧州で発表した。

改良新型は、フロントに新デザインのLEDデイタイムランニングライトを装備した。フロントバンパーには、ジェットウィングデザインのサイドエアインテークが付く。これにより、シリーズ最強の「63」に近い雰囲気を追求する。リアはLEDテールランプを一新。 ボディカラーには、新色として、アルパイングレーユニとソーダライトブルーメタリックの2色を追加した。ボンネットには、メルセデススターに代えて、 AMGのエンブレムが装着された。

インテリアでは、AMGシートがレザー仕上げのみとなる。バイアブラウン/ブラックまたはマキアートベージュ/ブラックの2種類を用意した。ハイグロスブラウンのライムウッドトリムパネルがオプションで選択できる。空調制御機能付きフロントシート、拡張現実(AR)機能付きの「MBUX」、マルチビームLEDヘッドランプは標準だ。

直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力435hp/5800〜6100rpmを発生する。最大トルクは、ソフトウェアの更新とターボチャージャーの大型化により、従来の53kgmから、57.1kgm/2200〜5800rpmへ引き上げられた。ブースト時には、モーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。可変トルク配分を行うパフォーマンス志向の四輪駆動システム、「AMGパフォーマンス4MATIC+」を採用した。動力性能は、0〜100km/h加速が従来の5.3秒から5秒に短縮。最高速は従来通り、250km/h(リミッター作動)だ。

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