レクサスは現在、欧州Dセグメント『IS』次期型の開発に着手していると見られる。発売からすでに9年、次期型はEVになるとの噂もあるが、果たして。スクープサイト「Spyder7」が入手した最新情報をお伝えする。
初代ISは、トヨタ『アルテッツァ』のレクサス版として登場。第3世代となる現行型は2013年から販売、マイナーチェンジを重ねながら、2022年7月にはパフォーマンスモデル「IS500」を投入(日本ではIS500 F SPORT Performanceとして導入)しているが、発売から9年が経過しており、次期型への期待が高まっている。
次期型では「e-TNGA」プラットフォームに基づく次世代EV専用プラットフォームを採用し、フルエレクトリックモデル(EV)として登場することが予想される一方、2.5リットル直列4気筒「Dynamic Force Engine」+電気モーターのハイブリッドを軸としてラインアップされるとも噂されている。
注目はそのボディスタイルだ。現行型の4ドアセダンのほかに、これまでスクープサイト「Spyder7」が予想してきたワゴンボディ、さらに新情報として流行の兆しをみせるハイライディングセダンなどの情報が入っている。新型『クラウン』や『プリウス』がクロスオーバー的要素を強めたデザインを取り入れたことを考えると、あながち間違ってもいないだろう。
デザインは完全なる予想だが、2021年12月に発表されたコンセプトモデルの要素を盛り込み、レクサスらしいワゴンの姿をイメージした。
現在レクサスにはステーションワゴンやシューティングブレークはラインアップされていないが、欧州プレミアム勢が幅広いワゴンを展開しているのに対し、レクサスにもワゴンモデル追加への期待があったのも事実。初代ISには派生ワゴンとして「ISスポーツクロス」が設定されていた。これはトヨタ アルテッツァのワゴンモデル「アルテッツァジータ」のレクサス版だが、ジータ復活でプレミアムワゴン需要に応えることができるか。
ワールドプレミアの時期は、パワートレインに大きく影響されることがわかった。もしICE搭載ハイブリッドならば、2023年内に行われると予想されるが、EVのみとなる場合は、2024年以降が有力だという。
「アルテッツァジータ」の再来か、レクサス『IS』待望のワゴン登場!? EV化の可能性も
2022年12月23日(金) 12時00分
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