メルセデスベンツは12月2日、新型コンパクトEVミニバンの『EQT』(Mercedes-Benz EQT)を欧州で発表した。内燃エンジンを搭載する『Tクラス』のEVバージョンになる。
EQTのEVパワートレインのモーターは、最大出力122hp、最大トルク25kgmを発生する。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は45kWh。このバッテリーは、リアアクスル前方のアンダーボディにレイアウトされた。出力80kWのDC急速充電器が装備されており、バッテリーの8割の容量を38分で充電できる。
EQTのフロントには、Tクラスとは異なり、中央のスリー・ポインテッド・スターの横に、冷却ルーバーを配したブラックパネルグリルが装備された。これにより、新世代EVの「メルセデスEQ」ファミリーの一員として認識できる表情を演出している。
EQTのボディサイズは、標準(ショート)ボディが全長4498mm、全幅1859mm、全高1819mmだ。内燃エンジンを積むTクラス(全長4498mm、全幅1859mm、全高1811mm)と比較すると、全高が8mm高い以外は共通となる。2023年内には、EQTにロングホイールベース仕様が追加される予定だ。
メルセデスベンツのEVミニバン『EQT』、ショートとロングの2種類[詳細画像]
2022年12月17日(土) 08時30分
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