メルセデスベンツ Eクラスステーションワゴン PHEV プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

メルセデスベンツは現在、主力モデル『Eクラス』次期型の開発を進めているが、その派生モデル『Eクラス ステーションワゴン』の最新プロトタイプを「Spyder7」のカメラが捉えた。ステーションワゴンはこれまでも目撃されていたが、プラグインハイブリッド(PHEV)は初スクープだ。

PHEVとはいえカモフラージュでディティールを隠しているため、内燃機関とほぼ同じに見える。運転席側リアフェンダーに充電ポートが配置されていることがわかる。

フロントエンドでは、グリルに水平バーを装着。これがAMGトリムではなく、標準モデルであることを示している。またヘッドライト内部は上端にLEDデイタイムランニングライトバーが走り、コーナーエアインテーク形状もうっすらとわかる。

側面では、埋め込み式ドアハンドル、キックアップするキャラクターラインも見えるが、これが市販時に反映されるものかは不明だ。またこのプロトタイプの黒いルーフが、パノラミックルーフであることもわかる。ボディ四隅にはセンサーを隠す黒いセクションが見えることから、高度な運転支援技術が搭載されていることが期待できるだろう。

後部では、下端が湾曲しているような形状のLEDテールライトを装着。現行型以上に角度がついているアグレッシブなリアウィンドウ、テールパイプを隠す新設計のバンパーが確認できる。

キャビン内では、デジタルインストルメントクラスターと、センターコンソールに斜めに配置された縦向きのインフォテインメントスクリーンを搭載する。

パワートレインは、マイルドハイブリッドやPHEVなど幅広いラインアップから選択可能。マイルドハイブリッドは2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力259ps、最大トルク400Nmを発揮するとみられる。そのほか、最高出力368psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン+マイルドハイブリッド、頂点には2.0リットル直列4気筒ターボ+モーターを搭載するAMG「E63」を設定、最高出力は671psに達すると見られる。

Eクラス次期型のワールドプレミアは、2023年前半と予想されている。

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