アバルト 500e《photo by Abarth》

アバルトは11月22日、ブランド初のEVとなるコンパクトハッチバック、アバルト『500e』(Abarth 500e)を欧州で発表した。

アバルト500eは、フィアット『500』のEVバージョン、フィアット『500e』がベースだ。強化されたモーターは、最大出力155hp、最大トルク24kgmを発生する。0〜100km/h加速は7秒と、クラス最高の加速性能を備えているという。バッテリーは蓄電容量が42kWh。出力85kWの急速充電システムが装備されており、バッテリーの8割の容量をおよそ35分で充電できる。

アバルト500eでは、「ツーリスモ」、「スコーピオン・ストリート」、「スコーピオン・トラック」の3種類の走行モードが切り替えられる。ツーリスモモードでは、モーターの最大出力を136hp、最大トルクを22.4kgmに抑え、効率的でありながらエキサイティングなドライビングを追求する。スコーピオン・ストリートでは、回生ブレーキを最大限に活用しながら、高いパフォーマンスを追求。ツーリスモとスコーピオン・ストリートでは、ワンペダルドライビングを可能にした。スコーピオン・トラックは、最高のパフォーマンスのためのモード、としている。

アバルト 500e《photo by Abarth》 アバルト 500e《photo by Abarth》 アバルト 500e《photo by Abarth》 アバルト 500e《photo by Abarth》