アバルト 500e(仮)プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

チンクエチェントがEVとして生まれ変わり話題となったフィアット『500e』。日本へは今年4月に導入されたばかりだが、ついにホットバージョンとなるアバルト仕様が登場するようだ。スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めてその姿を捉えた。

アバルト500e(仮)のプロトタイプ車両は、分厚いカモフラージュをまとっているが、ベースモデルの500eと比較するといくつかのスタイリング変更が見てとれる。ボンネットが隠されたことで怒っているように見えるヘッドライトはそのパフォーマンスを示唆しているようだ。

フロントエンドはエアインテークの開口部がより大きくなり、アルミニウム製スプリッターが追加されている。グリルに配置される特徴的な「500」のバッジは「Abarth」の文字に変更される予定だ。サイドシルは延長され、足回りには大径アルミホイールを装着している。リアエンドでは、よりスポーティに新設計されたディフューザー付きバンパー、大型化されたリアスポイラーが確認できる。

ボディはワイド化されていないようだが、シャーシを改良、ブレーキを強化し、サスペンションをチューニングすることでアバルトらしいハンドリングを実現する。

そして最も重要なアップグレードは、より大きな42kWhのバッテリーパックを搭載する可能性があることだ。オリバー・フランソワ氏は、すでにパフォーマンスのアップグレードを示唆しており、アバルト500eでは、それらの数値が大幅に向上すると噂されている。ベースの500eは、最高出力117ps、最大トルク220Nm、最高速度は150km/h(電子制御)というスペックだが果たしてどのように進化するのか。

ワールドプレミアは2023年前半が期待できそうだ。

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