スズキは9月1日、『キャリイ』など4車種について、エンジン始動不能やエンストのおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、キャリイの他、日産『NT100クリッパー』、マツダ『スクラム』、三菱『ミニキャブ』の計4車種で、2015年10月6日から2016年6月15日に製造された4万1919台。また、交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できない部品64個も対象となる。
今回のリコールは、エンジンコントローラにおいて、IC(集積回路)の製造管理が不適切なため、使用過程においてIC内部で断線し、エンジン始動不能や走行中にエンストするおそれがあるというもの。
改善措置として、全車両、エンジンコントローラの製造ロット番号を確認し、該当するものはエンジンコントローラを良品と交換する。
不具合は63件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
エンジン始動不能…スズキ、キャリイなど4車種4万1000台をリコール
2022年09月01日(木) 17時15分
関連ニュース
- スズキがスーパーキャリイ「軽トラ市」仕様など出展へ…ジャパントラックショー2024 (04月23日 16時45分)
- スズキ『HAYABUSA』Tシャツ、CAMSHOPから新登場 (04月21日 13時30分)
- スズキ『キャリイ』シリーズ 仕様変更 (04月19日 15時30分)
- 【スズキ スイフト 新型試乗】5ナンバーサイズに収めたスイフトならではの見識…河村康彦 (04月07日 12時00分)
- トヨタ、新型SUVを間もなくインドで発表へ…スズキのOEMの可能性も (04月03日 09時45分)