
BMWグループ(BMW Group)の高性能なBMW「M」ブランドは7月8日、2022年上半期(1〜6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は8万1198台。前年同期比は2.6%減とマイナスに転じている。
BMWの子会社のBMW M社は、BMWの市販車をベースに高性能化したモデルを開発している。現行のラインナップは、『M3セダン』、『M4クーペ』、『M5』、『X3M』、『X4M』、『X5M』、『X6M』、『M8クーペ』、『M8カブリオレ』、『M8グランクーペ』など。いずれもパワートレインは、ターボ付きのガソリンエンジンを搭載している。
また、「Mパフォーマンス」シリーズとして、『X3』と『X4』に「M40i」グレード、『1シリーズ』には「M140i」グレード、『2シリーズ』には「M240i」グレード、『3シリーズ』には「M340i」グレード、『4シリーズ』には「M440i」グレードをラインナップする。『5シリーズ』では「M550i」グレード、『X5』と『X6』、『X7』では「M50i」グレードをラインナップする。ディーゼルエンジン搭載の高性能グレードの「M50d」も、一部市場で選択できる。
2022年上半期のMブランドの世界販売実績では、『M3セダン』と『M4クーペ』に対する需要が引き続き好調。3月に発売されたEV初のMモデル、「i4 M50」も成功を収めているという。
BMWのMブランドの2021年の世界新車販売台数は、新記録となる16万3542台。前年比は13%増と、プラスを維持した。





