ホンダ・シビック・タイプR 新型のプロトタイプ《photo by Honda》

新型ホンダ『シビックタイプR』(Honda Civic Type R)のプロトタイプが7月3日、米国で決勝レースが行われたインディカー・シリーズ第9戦「ホンダ・インディ200」(ミッドオハイオ)のペースカーを務めた。年内の米国発売もホンダからアナウンスされている。

北米や日本市場で発表された新型『シビックハッチバック』をベースとする。新型シビック タイプRは、今夏の発表を予定している。新型はすでに、鈴鹿サーキットやドイツ・ニュルブルクリンク北コースで走行テストを実施した。鈴鹿サーキットでは、FFモデルで最速となる2分23秒120のラップタイムを記録している。

この新型シビックタイプRのプロトタイプが、ホンダ・インディ200のペースカーに起用された。車体には、特別なカモフラージュが施された。レースに先駆けて、オハイオ州のホンダの北米自動車開発センターのエンジニア、チャド・ギルシンガー氏によるデモンストレーションラップも行われた。

なお、ホンダは、タイプRはホンダのファクトリーパフォーマンスの頂点であり、新型シビックタイプRは、史上最高のパフォーマンスを発揮するシビックタイプRとして、その遺産を継承する、としている。

ホンダ・シビック・タイプR 新型のプロトタイプ《photo by Honda》