マリナ'RVキャビンIIミニBASE(ジャパンキャンピングカーショー2022)《写真撮影 二城利月》

マリナ'RVは、ジャパンキャンピングカーショー2022の会場内で新型ダイハツ『アトレー』をベースとした軽キャンピングカー『キャビンIIミニBASE』を発表した。

本車両は新型アトレーの広い室内空間を目一杯活かし、軽キャンパーとは思えないほどの、座っていても寝ていても快適な空間作りがなされている。

今回展示されたモデルは"ポータブル仕様"とのことで、サブバッテリーには1000Wポータブルバッテリーを搭載。必要に応じて取り外すことで車内だけでなく、車外での電源活用も可能となっている。取り外して利用しないのであれば、オーダーに応じて床下埋め込み等にも対応するそうだ。

他にも標準装備として、アルコールシート等での清掃が簡単なマットレスに床下収納、センターテーブル、16型TVモニター、天井防音断熱・遮熱フィルム、室内LEDなどが装備されている。オプションではルーフキャリアや150Wソーラーパネルなども選択可能だ。

さらに新型アトレーをベースにすることで、FR用CVTを採用した燃費や静音性の向上、発進性能のアップといった走行面のメリットが大きいほか、ドライブレコーダーや追従型クルーズコントロールなど安全装備も充実している。

開発担当者によると、まだベース車両となる新型アトレーの納車に時間がかかるため、今回展示車両もなんとか1台だけ制作できたのとこと。今から発注するとして大体納期は6月ぐらいになるそうだ。価格は通常販売価格が360万(諸費用別途)だが、イベント限定特別価格ということで、会場では328万に値引きされている。

マリナ'RVキャビンIIミニBASE(ジャパンキャンピングカーショー2022)《写真撮影 二城利月》 マリナ'RVキャビンIIミニBASE(ジャパンキャンピングカーショー2022)《写真撮影 二城利月》 マリナ'RVキャビンIIミニBASE:取り外し可能なセンターテーブル(ジャパンキャンピングカーショー2022)。《写真撮影 二城利月》 マリナ'RVキャビンIIミニBASE:1000Wポータブルバッテリー(ジャパンキャンピングカーショー2022)。《写真撮影 二城利月》 マリナ'RVキャビンIIミニBASE:こちらも取り外し可能なポータブル冷蔵庫。不要な場合は家具を設置も可能とのこと(ジャパンキャンピングカーショー2022)。《写真撮影 二城利月》 マリナ'RVキャビンIIミニBASE:厚めのマットレスと床下収納(ジャパンキャンピングカーショー2022)。《写真撮影 二城利月》 マリナ'RVキャビンIIミニBASE:一部ウインドウにはカーボン加工も(ジャパンキャンピングカーショー2022)。《写真撮影 二城利月》 マリナ'RV(ジャパンキャンピングカーショー2022)《写真撮影 二城利月》