三菱自動車と日産自動車は、エアバッグの不具合で停止していた三菱『eKスペース』、同『eKクロススペース』、日産『ルークス』の生産・出荷を2月11日より再開する(4日発表)。
両社は昨年12月24日、これら3車種について、前面衝突試験において、運転席エアバッグの特定の展開挙動で、法規要件の一部を満足できない恐れがあることが判明したと発表。一時的に生産・出荷および登録を停止していた。
今回、原因を特定し、対策を確定。運転席エアバッグ内部に吊紐を追加し、常に設計位置でエアバッグが展開作動するよう制御する。また、対策効果をさらに安定化させるため、運転席側にニーエアバッグを標準装着する。
これを受け、両社は生産と出荷を2月11日より再開させるとともに、既に販売している2020年12月以降の生産車両についても、近日中にリコールの届出を行う予定だ。
三菱自動車と日産自動車の軽自動車3車種、生産を再開へ…エアバッグ不具合に対策
2022年02月05日(土) 07時30分
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